お母さまが三味線の師範でたくさんの着物をお持ちだった夏休みそうめんさん。
それほどの大量の着物を夏休みそうめんさんには譲らずに知人・友人に譲ったそうです。
果たしてその理由とは?
目次
着物の身丈が短い!知人に譲った理由は親子の身長差
【回答頂いた方のプロフィール】
◆ペンネーム:夏休みそうめん
◆お住い:神奈川県茅ケ崎市
◆処分した着物の種類:黒留袖、訪問着、大島紬
◆着物の処分方法:知人や親戚にゆずった
母は、着物は代々受け継いで着るものと考える人間でした。
そして三味線の師範をしていた関係で行事の度に着物を着ます。
母自身は仲間の人が足腰が悪くなって着物を着るのが辛くなりいらなくなったりするとそれも譲り受けていました。
ですから、自宅にはまだ袖を通していないような新しい着物もあります。
ただ、母がどうしても着物を手放さなければならない理由がありました。
それは私です。
受け継いで来た着物がいいものなのかもしれませんが、母よりも10センチ以上身長が高いのです。
なので私には着ることができません。
それで仕方なく少しずつ整理を始めているところです。
三味線の仲間うちで譲ることがほとんどです。
それに合わせた帯も一緒に持って行ってもらっています。
このくらいの年齢の人がおそらく着物を自分で普通に着たりする最後になるのかもしれません。
ですが、母も若くないので、ありすぎる着物を処分することに決めて動き出しました。
本当は私に譲りたかったと思います。
それが母よりも10センチ以上も大きくなりましたから着物がまったく入らないのです。
娘は私だけでしたから、かなり惜しみながら整理をしています。
ですが、自分もまだ発表会などでは着る出番があるので、もう着ないだろうと判断したものから順に三味線の会に持っていって誰かにもらっていただいています。
おそらく母くらいの年代でも着物を普通に着る人はあまりいません。
ですからこういった和の習い事をしていたことで着物を着る機会があり、たくさん集まっていったのだと思います。
娘が着られない着物の処分方法は?
母ももうすぐ80です。
娘が着ないとわかっているので、自分でできるうちになんとかしたいと思っているのだと思います。
この年代の人には、その当時に高かったものでも、処分するのに業者を尋ねるという発想はありません。
来てくれる人がいればその人に譲る、という考えです。
実際母もそうやっていただいた着物もありますし、三味線の発表会に着て行くこともあります。
たまにリフォームした着物がリサイクルショップに飾ってあったりしますが、壊してまで着るということもありません。
着物の処分には困らない?習い事の強み
着物を処分する際に困ったことは、まだありません。
その三味線の会がとても大きいために、先生もお弟子さんも、たくさんいます。
ですから、整理して持って行くと誰かが引き取ってくれます。
こういう趣味の会に長いこと参加している人達ですから、みなさん着物は大好きです。
練習の日に迎えに行った時にでもふつうのなのに自然に着物を着ています。
なので、洋服と同じです。
おしゃれ感覚でいろいろな種類が欲しくなるのだと思います。
着物買取の存在を知らなかったお母さまと残った着物のその後
洋服などは、リサイクルショップの人が訪ねてきて、いらなくなった衣類などを引き取ってくれることがあります。
そういう感覚で着物もその品質にもよりますが、引き取ってくれるところがあるということをしりませんでした。
いままであげていた着物ももしかしたら少しはお金になったのかもしれません。
頻繁に処分はしているものの、まだまだ家にたくさん残っています。
しかも残すだけあって高額なものになっていっています。
着物だけでなく帯留めや、その他の小物もありますから、着物のリサイクルショップがあるということを調べたいと思います。
どのくらいの価値になるかは別のしてこの先短い母が納得して手放せればそれが一番です。
おそらく母はお世話になった人たちに譲るという気持ちですこしずつ持って行くのだと思います。
まとめ
着物を買取ってもらえるということを知らず、知人に譲っていた夏そうめんさんのお母さま。
日頃お世話になった方に譲ることも大切なことですよね。
次に着てくれる人の人柄が分かっていればそれほど安心なことはありませんから。
たくさん着物をお持ちですから、今後もし誰ももらってくれない着物が出てきたら着物買取を考えてみても良いでしょう。
着物買取の存在をご存知なかったのが残念ではありますが、これからは誰ももらってくれなくても安心していられますよね。
困ったときの着物買取は査定は完全無料です。
いらない着物はまず査定してもらってもいいかもしれませんね。