近年、着物を着る機会もめっきりと減り、断捨離がてら着物買取に査定に出す人も年々多くなっています。
振袖や訪問着などは色や柄などからも着られる年齢層がだいたい決まっているので、それ以上に歳を重ねてしまうとただのタンスの肥やしになってしまいますよね。
そんな振袖や訪問着と同等か、それ以上にタンスの中で幅を利かせているのが喪服でしょう。
地方では一人につき、夏用の絽の喪服と袷の喪服の2セットがあることもザラである着物の喪服は近親者の葬儀で着る着物ですが、近親者がいなくなってしまえばほとんど着る機会はありません。
さらに近年のお葬儀の簡素化にあわせて、着物の喪服を着る機会自体が減ってきています。
そんな背景もあって、振袖や訪問着と一緒に喪服も買取に出すことがあるかもしれませんが、実は買取業者によっては喪服を買取っていないところもあるので要注意です。
着物買取は何枚もまとめて査定に出すほうが高値がつきやすい性質を持っていますので、うっかり喪服を扱っていない業者に査定を依頼してしまうと喪服だけ残ってしまうことになり、手間も時間も買取価格までをも失ってしまうことになりかねません。
もし買い取ってほしい着物の中に喪服があるなら、以下でご紹介する喪服の買取がOKな着物買取を選んで査定に出すようにしましょう。
喪服の着物や反物の買取が可能な着物買取業者BEST3
着物買取大手の買取プレミアムでは出張買取・宅配買取・持ち込み買取と幅広い買取方法から選べるのが大きなポイント。
また出張買取では女性査定員を指名することができるので、他人を家に上げることに抵抗がある場合も女性なら安心できますよね。
喪服の着物はもちろん、反物の状態でも査定は無料ですのでまずは気軽に査定を依頼してみましょう！
まんぞく買取.comは和装関連品であれば『なんでも』買取が可能！
もちろん紋付きの喪服だって例外ではありません。
他社に比べてかなり買取幅が広く、基本的に買取を断ることがないと公言している買取店です。
販路も独特で国内販路はもちろん、海外の富裕層への販路も持っているので販売層が厚く、高額買取が期待できます。
買取方法は宅配買取のみとなっているため、対面や出張買取で他人を家に上げるのがちょっと・・・という場合にはピッタリですね。
またダンボールなどの梱包資材は無料で送ってくれるので、どんなに忙しくても空いた時間を有効活用できるところも嬉しいポイントです。
着物買取の久屋では宅配買取がメインとなっていますが、梱包材のダンボールやガムテープを無料で送ってくれる親切な買取業者です。
買取方法が宅配買取のみとなっていますので、出張買取に抵抗がある場合やお仕事などでなかなか時間が取れない場合でもちょっとした空き時間に買取を依頼することができます。
もちろん喪服の買取も可能！
通常であれば値がつかなかった着物は有料で返送される業者が多い中、久屋ではそのまま無料で引き取ってくれる嬉しいシステムがあるので確実に処分することができます。
定期的に買取強化キャンペーンを実施していますので、うまくタイミングが合えば高価買取になるかも！？
買取価格が低い喪服をできるだけ高値で売る4つのポイント
着物の喪服は買取価格が低いのが一般的ですが、なぜなのかその理由をご存知ですか？
まず着物の喪服は人が亡くなる場面で使用されることから、どことなく忌み嫌うべきものという概念が存在することが挙げられます。
ですのでよほどの事情がない限り、なかなか中古で喪服を購入しようという気になれません。
ただでさえ近年の葬儀の簡素化に伴い着物の喪服を着る機会が少なくなっている今、国内では完全に需要そのものが無いに等しいのです。
さらに着物の喪服は嫁入り道具として親が持たせてくれる着物でもあるため、多くの人が持っている着物でもあります。
そもそもの需要が少ないのに供給が過多になっているので着物の喪服は買取価格がどうしても低くなってしまうんですね。
ではそんな着物をどのようにしたら高値で売れるのかと言うと、一番ベストなのは
海外に販路を持つ業者に売ることです。
国内では飽和してしまっている着物の喪服も、ひとたび海外へ出てしまえば日本の装いとしてとても高い人気を誇っているのです。
そして前章でもチラッとお伝えしましたが、着物の買取は量が多くなればなるほど金額がアップしやすい性質を持っています。
ですので
着物買取に出す時は着物も帯も小物も一気にまとめて！が基本になります。
不要になった振袖や訪問着などと一緒に喪服も査定してもらえば、単品で買取に出すより断然値が上がりやすくなります。
そして忘れてはいけないのが着物の喪服と言えど、
染めや織りに関して証紙がある場合は必ず一緒に査定に出すこと！です。
そして最後の大きなポイントが
複数の着物買取に査定をしてもらい査定額を比較することです。
着物は通常、反物の状態から着物へと仕立てられるためサイズはその人に合わせて作られています。
同じ喪服と言えど生地も違えばサイズも違う、全く同じ喪服はほとんどないと言っても過言ではないのです。
喪服だけに限らず着物のほとんどはこのような理由から相場を算出することがとてもむずかしいお品であると言えます。
あなたの着物の相場を知る唯一の方法が「実際に査定に出すこと」になり、また一つのお店だけでなく、複数の買取店で査定をしないと相場は見えてきません。
ですので時間が許すならば複数のお店で実際に査定をしてもらい、一番高い査定額を出してきたお店に売るのがベストなのです。
宅配買取では返送料が有料になる場合があるので、出張買取を利用するか、ライン査定などをうまく活用してあなたの喪服の相場を探るようにしましょう。
以上の3つのポイントをしっかりと押さえて、着物の喪服でもできるだけ高値で売却処分してくださいね。
