着物の中でも未婚女性の第一礼装とされ、成人式でもお馴染みの振袖。
通常の着物とは異なり、袖丈が長いことが特徴です。
しかし、成人式で着たきり、そのままにして置いたものや着る機会がないからと処分を検討される人もいます。
長期間の保存でシミができていたり、虫食いの穴があいていたりする場合には売ることも難しいと考えがちです。
しかし、着物買取を行っている業者では、そういった着物でもきちんと査定してくるところがあります。
ポイントは海外販路を持つ業者を選ぶことです。
日本の着物買取業者では、着物そのものに対する価値を査定します。
そのため、シミや汚れがあった場合には買取自体を拒否されてしまう可能性もあるのです。
しかし、海外では着物の日本特有の綺麗な柄や生地にも高い評価をしています。そのため、使用できる部分でリメイクしてヘアアクセサリーにしたり、バッグの生地に使用したりしてアレンジするための素材としても着物は用いられます。
これが海外販路を持つ業者が買取に強い理由のひとつです。
さらに、日本の着物文化は海外で高く評価されており、外国人観光客を対象にした着付け教室や体験教室なども人気です。
特に振袖買取に関しては人気も高く、需要が多いため高く売れる可能性があります。
これは、海外の人たちと日本に住む人とでは、着物に対する価値観が違うことが要因です。
振袖着物も日本で着る機会が少ないとは言え、毎年成人式の日になれば多くの振袖を着た成人女性たちでにぎわいます。
日本人にとっては、それほど珍しくないものでも海外から見ればインパクトが大きいのです。
海外販路を持つことは、高い価値を示す人たちを対象とするだけでなく、市場の規模も広がるということです。
買取が行われるか、また高く買い取ってもらえるかどうかの全ては需要の有無にかかっています。
いくら購入時の価格が高かったとしても、需要がなければ売れません。
その点、日本だけではなく世界にまで販路を持つ業者であれば、需要も増えることになります。
結果的に買取の柔軟性や査定結果に表れてくるのです。
着物は2020年に開催される東京オリンピックに先立ち、ますます海外で人気を博しています。
世界各所で日本文化ブームが巻き起こり、海外バイヤーによる着物買取にも力が入れられているのです。
もし長い間眠らせている振袖着物があれば、処分を検討する前に海外販路を持つ業者に査定をしてもらってはいかがでしょうか。
査定方法も現在では利便性が向上し、パソコンやスマートフォンを通して査定を行っている業者も存在します。
自宅への訪問を避けたい方や忙しくて時間がないと言う方にとっては最適です。
査定のための費用やキャンセル料も無料なことが多いため、気軽に申込むことができます。
着物買取業者は価値をきちんと見極められる目を持つ専門に依頼することが基本です。
その際には海外販路を持っているかどうかも重要な選定のポイントになります。