
着物を持っていてもなかなか着る機会がない人にとっては、無用の長物と化してしまいます。
そのため、そのまま押し入れに入れ続けでも意味がないことから処分した方がよいと考えるべきです。
とはいえ、着物の処分をしたいと考えていても処分をしたことがない人にとってはどのようにしたらよいのかわからないでしょう。
そこで、いくつかの処分方法を説明していきます。
一番手っ取り早いのは、ごみの日に捨てることです。
お金に換えることはできませんが、全く手間がかからず普段通り燃えるごみに捨ててしまえば処分完了になります。
ですが、この方法だとあまりにも味気ないと感じるでしょう。
特に思い出がある着物ならば鼻をかんだティッシュと一緒に捨てるのは気がひけるかもしれません。
また、もしかしたらそのものに価値がある可能性もあるため、いくら手っ取り早いとはいえごみ処理場に持っていくのはあまりにももったいなさすぎます。
得をする方法の一つは、やはり買取りショップに買い取ってもらうことでしょう。
買取り専門店は日本中にありますが、基本的にはどこに持って行っても価値のあるものはお金になります。
ただし、査定額がどのようになるかは業者によって異なるところですので、一つのお店だけでなくいくつかの店と比較しながら決めるのが良いです。
お店の比較の仕方は、査定をしてもらいどれぐらいの金額になるかを提示してもらうことです。
この時、よい金額だからと考えて即決してしまうと損することになります。
なぜなら別のお店の方が高く買い取ってくれる可能性があるからです。
では、どのようなお店が高く買取るか知っておきたいところですが、基本的に何でも買い取りをするようなお店よりも和服に関する専門店の方がより高く買取る可能性が高いです。
和服に関する専門店が身近にあるかわかりませんが、少なくとも古銭と着物だけのように特定の種類だけを買取りをするようなところであればそれなりに高い金額を提示してくれる可能性があります。
さらにもう一歩深く考えると、時期によって高く買取る場合があります。
例えば、七五三で使ったような服であれば十月ぐらいから売れ始めますので、買い取り業者の方も高い金額で買い取ってくれる可能性があるでしょう。
業者のほうも、七五三関係の着物はその時期によく売れることが分かっていますので買い取りキャンペーンを行い高い値段で買い取ってくれるわけです。
多少高いお金で買い取っても、業者としてはすぐに売れてしまうのであれば問題ないと考えています。
同じように、成人式で使うようなある程度高価な和服に関しては、成人式の数カ月前に売却をすることで普段よりも高く売れる可能性が出てくるでしょう。
そのため、定期的に業者のホームページなどで買取りキャンペーンをしていないかの確認をしておくことです。
うまくいけば、想像していた以上に高い金額で買取る可能性がありますので、焦らず時期を待ちましょう。
ただ手持ちの着物のコンディションが悪かったり、すごく古い着物となると査定額が出ない場合もあります。
買取を断られてしまう可能性もあるため、万が一そうなってしまうと買取で査定をする分だけ手間がひとつ増えてしまいますよね?
とにかくサクッと処分してしまいたいと考えているなら着物に値が付かなくても引き取ってくれる買取業者を選びましょう。
査定額が0円の場合、基本的には買取を断られることが多いですが、引取が可能な業者は0円で引き取ってくれます。
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査定額が出る自信がなかったり、処分先行という考えであれば引取処分が可能な業者を選ぶのも方法のひとつですね。