成人式と言えばフワフワのファーショール。
テレビで放映されている様子を見てもほとんどの人が白いファーショールを身に着けていますよね?
でもあの白いファーショールは必ず着用しなければいけないワケでもなく、ファーじゃないとダメという決まりもないんです。
成人者の中にも揃いも揃った白いショールが嫌!という人が一定数はいますので、今回はそんな白いファーショールが嫌な人のためにおすすめしたいベルベットショールについてまとめていきます。
成人式にベルベットショールでも大丈夫?
成人式は白いファーショールが定番ですね。
人と同じはイヤなのでベルベットショールを検討していますというお嬢さまは最近増えています。
成人式は必ずしも白いファーショールを身に着けなければいけないという決まりもありませんし、どんなショールでも全く問題ありません。
ただショールは防寒の役割をしていること、振袖のような格式の高い着物であることを考えれば寒さ対策のできるある程度質の良いショールが必要になってきます。
そこで人気の高いのがベルベットショールになります。
ベルベットだけに生地の光沢やつやなど高級素材であることが振袖をさらに引き立ててくれる小物として活躍するわけです。
最近のベルベットショールは和柄とのリバーシブルになっていたり、アクセントに刺繍が入っていたりととてもオシャレになってきているのも人気の秘訣かもしれませんね。
また式典中はショールは身につけず、脱いで膝の上においておかなくてはいけないことを考えても、ファーショールはかさ張りますがベルベットショールならコンパクトにたたんでおけますよね。
白いファーショールがなぜだかイヤだったり、友達よりも目立ちたいならベルベットショールはかなりおすすめですよ。
振袖にショールを羽織る時の留め方のコツは?
最近の振袖用のショールは長さもマチマチでオシャレに留めるボタンやスナップもついています。
基本的には前で1箇所留めるのがオーソドックスですが、長さのあるものであればストールのようにふんわり巻いてみても良いでしょう。
ストールの巻き方を参考にすればさまざまな巻き方や留め方が考えられますね。
注意したいのが振袖は洋服と違って後ろ衿が開いていること。
ここにショールがかかってしまうと髪に触れて髪型を崩してしまう可能性があるので、ショールを羽織る時は気をつけるようにしましょう。
また振袖は袖が長いので、手で押さえなければいけないような巻き方だと少々面倒です。
ただでさえ振りが長く、バッグを持つことも考えればショールに手を取られてしまうと不便になってしまいます。
事前にどのように留めるかを確認して、スナップをつけたり安全ピンなどで見えないように留めるなどの工夫をしておくと楽に羽織ることができますよ。
スナップや安全ピン以外にもヘア用のくちばしクリップや帯飾りを活用する方法もあります。
ビジューが輝いているようなものをセレクトしたり、和の帯飾りをワンポイントにすることでショールをさらにオシャレに個性的にすることができますね。
振袖用のショールはベルベットやちりめんなど、スルッと落ちてしまうような素材が多いため、成人式で着用するならママやご家族に落ちないよう留めてもらうようにしてください。
まとめ
いかがでしたか?
以前はほとんどの成人者が白のファーショールでしたが、最近は年々ファー以外のショールが増えてきています。
ショールの素材を変えることで色も楽しめるうえ、コーデの幅も広がることから今後も人気はどんどん高まるでしょう。
ベルベットやちりめん、和柄のショールなど見ているだけでウキウキしてきますよね。
それだけ世の中が着物のコーディネートに敏感になっている証拠です。
人生で1回きりしかない成人式、ショールにもとことんこだわって思い出深いものにしてくださいね。