大きな家にお住まいなら必ずあるとも言える先代や先々代の古い着物がギッシリ詰まったタンス。
収納場所があるとついつい処分も後回しになってしまいがちですが、今回はこれらの古い着物の活用法を考えてみましょう。
古い着物の活用法は?
古い着物となると必ずカビやシミがどこかしらにあるもの。
古くても状態が良い着物であれば買取に出すという方法もありますが、近所のリサイクルショップなどではほとんどの場合断られてしまいますよね。
古い着物の活用法としてはリメイクなどもありますが、実は古くてカビやシミのある着物でも買取ってくれるところがあるんです。
それが着物買取という着物専門の買取業者です。
業者にもよりますが、多少のカビやシミなら値はつきにくくなりますが買取ってくれます。
昔の着物は絹の質が良く、縫製も職人の手縫いのことが多いため長い年月を経たとしてもまだまだ着ることができます。
昔の着物を好んで着る方もいるくらい古い着物は重宝されることもあるのです。
ですので古いからと言っていきなりゴミに捨てたりリメイクするのではなく、まずは着物買取の無料査定に出してみることをおすすめします。
もし無料査定に出すことすら心苦しく感じられるなら、着物を無料で引き取ってくれる買取業者もありますのでインターネット等で調べてみましょう。
古い着物をリメイクする時に気を付けることは?
手芸などがお好きなら古い着物をリメイクすることもあるでしょう。
着物は縫い目を解けば単なる長方形の布地になりますので、さまざまなものに作り変えることができます。
帯すらバッグにすることができますので、着物一式はリメイクにもってこいの素材といえますね。
古い着物をリメイクする際はシミや生地の強度をしっかりと確認しましょう。
長い年月をかけて劣化した生地は意外と弱くなっていることがあります。
汚れやカビ、臭いが気になるなら着物を解いて反物の状態にしてからホームクリーニング洗剤で手洗いします。
古い着物でも絹なら生地はとても繊細ですので、優しく洗い張りを行ってください。
また着物を解くときは生地を傷めないよう、穴をあけないように気をつけて行いましょう。
着物をリメイクして簡単に小物を作るには?
どんなぶきっちょさんでも簡単にリメイクするなら、いきなり洋服などへのリメイクは避け小物から始めると良いでしょう。
特に長方形から作り出すことができる鏡カバーやバッグ、ストールなどは簡単に作ることができます。
一枚の大きな着物から小さな小物を作るので、シミや破れがあってもそこを避けて作ることができますよね?
着物の柄を活かしてタペストリーやのれんなどを作っても良いでしょう。
大きめの柄が入っているならその部分を利用して袱紗などにしてもいいですね。
このように着物をリメイクするならまずは直線縫いで仕上がる小物から始めると失敗が少なくなります。
こう考えると着物のリメイクも難しいものではありませんよね。
まとめ
いかがでしたか?
古い着物の活用法はさまざまですが、着物のリメイクと聞くと少々ハードルが高く感じられた人も多いはず。
でも着物はもともと直線裁ちの直線縫いですので解くのも難しくありませんし、小物の種類によっては小学生だって作ることができるものが多くあります。
まずはゴミに捨てるしかないような古い着物から解いてみてリメイクしてみるのもいいかもしれませんね。
またどれだけ古い着物でも昔の着物は重宝される傾向にありますので、着物を解く前にまずは無料査定だけ依頼してみて損はありません。
もしかしたら古い着物の中にお宝が眠っているかもしれませんよ!